お知らせ

事務所だより 令和8年8月号(2026/8/1)

最近は会社組織で「静かな退職」というスタンスで働く労働者が増えているそうです。これは、元々アメリカ発のキーワード(Quiet Quitting)で、出世競争等の過度の努力はせず、与えられた最低限の仕事だけを行うという働き方を指します。具体的には「指示されたことだけをする」、「残業はせず定時で帰る」、「飲み会などの社内行事はパスする」というような勤務態度です。ただし組織に対する反抗的意思を伴うようなものではなく、私生活や自分の健康と、仕事との調和を重視するという考え方のようです。振り返ると昭和には「モーレツ社員」の時代がありました。僕もギリギリその頃の空気感を知っていますが、日付が変わるまで残業をするのは珍しくなかったし、土日の連続出勤もしょっちゅうの上、手当が付かないのも普通。当時の上司は「やることが遅いから自業自得」と公言していました。もっとも私は営業だったので、そういうものなのかと大して疑問にも思いませんでしたが。私生活と仕事の調和のために「静かに退職」していく現代の会社員とはえらい違いですね。それでもメンタル疾患が今より全然少なかったのは、なんとも不思議なものです。